映画『ドライブ・マイ・カー』のあらすじ
映画『ドライブ・マイ・カー』についてご紹介します。
作品名 | 『ドライブ・マイ・カー』 |
公開日 | 2021年8月20日 |
監督 | 濱口竜介 |
脚本 | 村上春樹 |
主要出演者 | 西島秀俊 三浦透子 岡田将生 |
公式サイト | ドライブ・マイ・カー公式サイト |
あらすじ・ストーリー 舞台俳優・演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻がある秘密を残したまま突然この世を去ってしまう。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすうちに、それまで目を背けていたあることに気づかされていく。
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カメラワークが不思議な感じで最高だった!
映画『ドライブ・マイ・カー』の口コミ&正直レビュー
映画『ドライブ・マイ・カー』の正直な口コミ&レビューを集めたのでご紹介します!



★★★★★5
『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹の短編小説を原作とした、喪失感と再生をテーマにした作品です。
主人公が、愛する妻を亡くした後、喪失感に苛まれながらも演劇祭に挑む姿を追った物語です。まず、圧倒されたのはその静謐な映像美です。
無駄な装飾を排したシンプルな画面構成は、まるで舞台のような緊張感を生み出し、家福の心の奥底を覗き込むような感覚を覚えました。
特に、広島へ向かうドライブシーンは印象的で、サーブのエンジン音と風景の移ろいが、家福の心象風景を巧みに表現していました。
また、主人公の寡黙で内に秘めた感情を抱えた人物像を、見事に体現していました。特に、妻との思い出の車に乗るシーンの、複雑な感情が入り混じった表情は圧巻でした。



★★★★★5
映画『ドライブ・マイ・カー』を観て、その深いテーマと美しい映像に心を打たれました。物語は、主人公の舞台演出家・西島が、妻の死後も彼女との思い出と向き合いながら、新たな舞台を作り上げていく様子を描いています。特に印象的だったのは、西島が専属ドライバーの若い女性と交流を深めていく過程です。この交流を通じて、互いの傷や悩みを少しずつ共有し合い、乗り越えていく姿に感動しました。
映画全体を通じて感じられる静寂と間、そして台詞の一つひとつが心に響きます。また、広島の風景や車内のシーンが非常に美しく撮影されており、視覚的にも楽しめました。登場人物たちが過去と向き合いながら新しい一歩を踏み出す姿は、観る者に希望と再生の力を感じさせてくれます。『ドライブ・マイ・カー』は、人生の悲しみや喜び、そして人との繋がりを深く考えさせられる素晴らしい作品でした。



たしかに私もそれは感じましたね。ラストこれで終わり?みたいな



★★★★★5
間違いなく評論家受けする作品であり、カンヌはもとより、各国際映画賞を総なめにし、アカデミー賞にもノミネートされただけのことはある。残念なのは、一般大衆向けしない難しい内容と淡々と流れる間が、興行収入を阻害している。
何だかそういう意味ではパベルに似ている気がするのは私だけだろうか?軽いボディーブローが続いていたと思ったら、突然血を吐いてリングに沈み、蓄積された衝撃の強烈さに気づかされる。実生活と車の中でのテープとの掛け合い、そして、演劇のセリフとの二重のシンクロ。ドライバーとの心のさらしあい、そして冒頭の脚本の話が伏線となっており、幾重にも絡み合った脚本が複雑で深すぎると感銘を受ける。
村上春樹の小説は、自分の好みに合わなかったので、全く読んで来なかったが、この作品で少し読みたくなった。



山田涼介さんもすっごい良かったですよね!怖い山田涼介さん初めて見ましたが、カッコ良すぎました!



★★★★4
原作者の村上春樹のファンなので見ました。
原作は「女のいない男たち」という短編集の中の一作品でとても短いので、村上春樹の他の短編の要素が入っていたり、映画オリジナルのエピソードが足されていたりしました。個人的には、村上作品の雰囲気は感じられる映画でしたが、アカデミーで賞をとるほどの魅力は感じられませんでした。
岡田将生の役が、原作よりかなり悪いキャラクターになっておりちょっとかわいそうでした。
ただ、本当に岡田将生はいけ好かないイケメンのキャラクターを演じさせたら右に出るものいない俳優さんだと思います。
村上作品にはそのような〝顔だけ良くて中身がない”イケメンが多く出てくるので、これからも村上作品が実写化されたら岡田将生に出て欲しいです。



この作品で岡田将生さんが特に絶賛されてますよね!



★★★★★5
西島秀俊さんが演じる家福悠介は、愛している妻に浮気という形で裏切られたのに、それを責めることなく沈黙を貫いた。本当は怒りや悲しみの感情があるはずなのに、それを表現しようとしない。
初めはどこか冷たい感情を持っている人物であるように感じていたが、自身の車を運転するドライバーの女性に出会ってから、彼は少しずつ変わっていったと思う。
最後には、ドライバーのみさきに対して涙を見せる程の悲しみを爆発させ、どんなに辛い思いをしていたのか、よく理解できた。家福悠介が感情を表現していくのと同じように、元々ほとんど心を開かなかったみさきも、徐々に心を開いていったように感じる。
最後のシーンで、みさきが犬と一緒に家福の車でドライブするシーンは可愛らしくて良い。
- 5段階評価 ★5が一番多い
- 口コミ&レビューまとめ:岡田将生が良い、静かだけど心に残るセリフや景色が多い
- 筆者の総評:難しそうと思ったけど流れるようにスッと入ってきた
みなさんぜひ、映画『ドライブ・マイ・カー』をご覧になってくださいね!
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